リバネスユニバーシティーNEWS情報過多の時代にこそ必要な、検索不可能な知識を得る方法(講座開講2021年9月〜)

情報過多の時代にこそ必要な、検索不可能な知識を得る方法(講座開講2021年9月〜)

2021.08.24

リバネスユニバーシティーは、知識で世界を変える人材を育てる参加型プロジェクトです。学生、社会人、ベンチャー、大企業など現在の所属や業種や規模にかかわらず、学び合い、課題解決を目指す「研究者」として実社会の中で実践する場です。

課題ドリブンで思考し、自分のベクトルを可視化する

ビジネスでよく用いられる「PDCA」は、既存業務の改善には効果的です。しかしPDCAのサイクルをいくら回しても、イノベーションは生まれません。全く新しい価値の創出であるイノベーションは、既存業務の延長線上には存在しないからです。「QPMIサイクル 」は、イノベーションを生み出すための全く新しい概念です。様々な事象から課題(Q)を見出し、課題解決に対して情熱(P)を傾け、信頼する仲間に共有できるミッション(M)にする。このサイクルの繰り返しでイノベーション(I)の種が生まれます。自身のQとPは、自ら手を動かし、1次情報に連続的に触れることで発掘できます。本講義ではQPMIの概念と、自力で知識を集めて自身が解決したいテーマを探索・深掘りする方法を実践的に学びます。

2021年9月から開講するディープイシュー講座では、第3回のゲストスピーカーに株式会社ヒューマノーム研究所 代表取締役社長 瀬々 潤氏をお招きします。

ヒューマノーム研究所は、健康社会をキーワードに医療や地域の現場から発掘した課題の解決に挑む、AI・データサイエンスの専門家集団です。同社は、2019年に経済産業省の補助を得て、湯野浜ヒューマノームラボを立ち上げ、生体データ計測・解析を専門とするベンチャー企業5社による共同研究プロジェクトを開始しました。更に、女性特有のがん経験者100名をコロナ禍においてもデジタルデバイスを通じて計測・統合解析を実施。完全リモートでの健康サポートを実現しました。これらのプロジェクトを通じ、同社は、日常の健康情報データを統合解析することで「自分そのもの」のデータを手にし、活用できる未来を描いています。

瀬々氏の具体的な経験を事例に、現場に足を運び、知識を集めて自身が解決したいテーマを探索・深掘りする方法について考え、実践します。

本講座は、全6回のオンライン参加型で、講師によるインプットに加え、グループワークや実践的なアウトプット課題が設定されています。専門的なスキル習得ではなく、イントラプレナー、アントレプレナーが普遍的に応用可能なマインド・思考・価値観の変化を成果目標としている点が特徴です。

全講義の受講者には、地球貢献型リーダーの考え方やマインドの基礎を体得した証として、マイクロサーティフィケーションを発行し、ご自身のキャリア形成にも活用いただけます。

現在、受講生を募集しておりますので、奮ってご参加ください。

申込み・詳細:https://univ.lne.st/news/luniv-5/

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リバネスユニバーシティー 「ディープイシュー講座」

実施日程:9月12日(日)、19日(日)、26日(日)、10月3日(日)、10月10日(日)
実施時間:13:00-17:00
実施形態:オンライン受講・全6回(事前・事後課題あり)
受講料:330,000円(税込)
定員:20名
詳細:https://univ.lne.st/news/luniv-5/

申込方法:講座開始前日までに、以下のリバネス ID よりご登録、お支払いください。
リバネスIDエントリーフォーム
※事前にリバネスIDのアカウント作成ならびにログインが必要です

こんな方におすすめです
・既存事業の延長ではない、新規事業創出に関わる方
・イノベーティブな研究テーマ創出を目指す研究所の幹部候補者
・主体的な新規テーマ提案を期待される中堅社員の方
・課題解決型ベンチャーの発掘、育成に関わる方

参加者が得られること
・技術ではなく課題ドリブン思考へのシフトができる
・真に連携につながる、ベンチャーとの「出会い方」を学べる
・自身が情熱を持って推進できる新規テーマ探索の方法がわかる

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第2回 ゲストスピーカー
株式会社ヒューマノーム研究所
代表取締役社長
瀬々 潤(せせ じゅん)氏

瀬々潤

博士(科学)。東京大学助教、お茶の水女子大学・准教授、東京工業大学・准教授、産業技術総合研究所・研究チーム長を歴任。機械学習・数理統計の手法開発および生命科学の大規模データ解析を専門とする。米国計算機学会のデータマイニングコンテストKDD Cup 2001優勝、Oxford Journals-JSBi Prize 受賞。

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