株式会社リバネス 執行役員 武田 隆太
米国オハイオ州立大学にて植物RNA病原体に関する研究を行い、Ph.D.取得。2011年よりリバネスアメリカの立ち上げに参画し、2012年にリバネス入社。人材開発事業部部長、国際開発事業部部長、グローバルブリッジ研究所・所長を歴任。2013年以来、国内でシードアクセラレーション事業として立ち上げた「TECH PLANTER」の海外展開を推進している。現在は、海外のベンチャーエコシステムのキープレイヤーのネットワークを活かし、特に東南アジア諸国の政府系機関やベンチャーと連携した事業立ち上げに携わる。
【ベース概念型】これからの時代に必要な概念を集中的に学ぶコース
主催:株式会社リバネス
期間:11月〜2月(隔週火曜日) 17:00-19:30
場所:オンライン
定員:通常クラス(20名)
参加費:通常クラス(330,000円) ※別途決済手数料(3.6%)が発生いたします
内容:
QPMIサイクルはQuestion、Passion、Mission、Inovationの頭文字です。「環境問題」「食糧問題」といった大枠のコンセプトだけでは課題解決の推進力にはなりません。世界を変えるビジネスはたった1人の「熱」から生まれます。本コースでは圧倒的な数の課題解決型ベンチャーのイシューに触れ、自身が情熱を傾けて取り組むテーマを徹底的に深掘り・言語化するプロセスを通じて、真の課題と推進力となる具体的なミッションを明らかにします。
最終プレゼン課題:
自身が情熱を傾けて取り組むテーマを明らかにし「覚悟を決めて」宣言する
11月07日(火) 17:00-19:30 (ガイダンス)
11月21日(火) 17:00-19:30 (第1回講義・ゼミ)
12月05日(火) 17:00-19:30 (第2回講義・ゼミ)
12月19日(火) 17:00-19:30 (第3回講義・ゼミ)
01月16日(火) 17:00-19:30 (第4回講義・ゼミ)
アウトプット課題(覚悟を決める「QPプレゼンテーション」)
01月30日(火) 17:00-20:00
※本コース修了にはアウトプット課題での発表が必須となります
02月06日(火) 17:00-19:30 (ラップアップ)
【ガイダンス】自分の情熱で見つけるDeep Issue
課題発掘・設定能力が必要と言われていますが、自身がこれと納得できる課題をゼロから発掘することは容易ではありません。世界中のアントレプレナーは、個々に明確な課題を発掘していますが、彼らの多くは課題発掘以前に個の情熱によって「ディープイシュー」を見つけています。課題発掘の原点となるディープイシューとは何か。本講義では、私たちが提案する新しい概念であるディープイシューの概観を伝えます。
【講義1】感性で100のイシューに触れる
リバネスが主催する「テックプランター」に参加する課題解決型ベンチャーや起業前チームの創業者約100名のプレゼンテーションの一部を連続して聴くことで、常識に囚われないものの見方、考え方に大量に触れ、ディープイシューとは何かを感覚的に理解することを目指す講義です。
ゼミ:個人の課題意識に気づく
【講義2】課題ドリブンで思考し、自分のベクトルを可視化する
自ら手を動かして1次情報に連続的に触れることで初めて、自身にとってのディープイシューが発掘できます。本講義では外に出て、自力で知識を集め、自身が解決したいテーマを探索・深掘りする方法を実践的に学びます。
ゼミ:一次情報に触れて課題を深化させる
【講義3】勘違いを「勘違いする力」に変える
自身が解決したいテーマを他者に共有し、仲間が3人以上集まったとき、「勘違い」が「勘違いする力」に変わります。本講義では、自身のテーマを言語化して発信し、仲間を集める方法を実践的に学ぶことで、ディープイシューに実際に立ち向かっていく準備をします。
ゼミ:仲間を集める
【講義4】研究者思考と個のネットワークでコトを起こす
常に疑問を持ち、情熱を持ってその疑問に挑み、試行錯誤の結果からまた新たな疑問を発見するという研究者思考は、複雑な世界の中からディープイシューを発見する鍵の一つです。本講義では、研究者思考をもった起業家のプレゼンテーションから、それぞれが試行錯誤の過程を通してどのようにディープイシューの発見に至ったかのケーススタディーを行います。
ゼミ:自分の関わりを決める
【アウトプット課題】覚悟を決める「QPプレゼンテーション」
参加者は一連の講義を通じて、自身が解決したいテーマを言語化し、そのテーマが本質的に自身の情熱に結びついているのかについて自問自答を繰り返します。本最終講義では、自身のディープイシューを、解決したいテーマ(Question)と課題解決に対して抱く情熱(Passion)という形式でアウトプットすることで、課題発掘・設定の成果を確かめます。
【ラップアップ】「知識」の集積で生まれるDeep Tech
ディープテックは単一のハイテクで成り立つものではなく、ディープイシューを解決しようとする個人と、その個人に紐づいて集積される知識によって生み出されます。本講義では、イシューとテクノロジーをいかに交差させ、生まれたディープテックの種をいかに課題解決につながるテクノロジーへと成長させていくかの大枠を理解します。