リバネスユニバーシティープロジェクトJRE Station カレッジ都市の廃棄野菜を資源化する「野菜粉末アップサイクルプロジェクト」

都市の廃棄野菜を資源化する「野菜粉末アップサイクルプロジェクト」

2023.05.11

カレッジ/コース

JRE Station カレッジ/エコテックコース2021年度後期

コア技術

色・香り・栄養成分を保持可能な野菜粉末化技術(株式会社グリーンエース)

概要

現在、日本では年間200万トン近い量の野菜が「規格外」を理由として出荷前に廃棄されると推定されている。また、都市部に出荷されたにも関わらず、輸送時の損傷や売れ残りによって廃棄される野菜も膨大な量に上る。これらの廃棄野菜は単に「もったいない」というだけではなく、実態としては生産や輸送のプロセスも含めた「資源のロス」であり、しかも焼却等の処分をするために更なるコストとエネルギーを要するという二重三重の問題をはらんでいる。本プロジェクトは優れた野菜粉末化技術をもつ株式会社グリーンエースとの連携により、特に都市部の廃棄野菜を多用途へのアップサイクルが可能な資源として捉え、フードロス削減に貢献することを目指す。まずは野菜粉末の認知向上および市場創出の一歩目として、野菜粉末と相性が良いおかゆ等のメニュー開発に着手し、野菜粉末ならではのカラフルな色合いと、豊富な栄養を手軽に摂取できる魅力を兼ね備えた、新しくヘルシーな食品を商品化する。

メンバー

株式会社丸井グループ 山中未来
鈴茂器工株式会社 秋田一徳
株式会社グッドイートカンパニー 荒井浩樹
東日本旅客鉄道株式会社 大沼芙実子
株式会社リバネス 藏本斉幸(コミュニケーター)

※所属はプロジェクト発足時のもの

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