睡眠でケア現場の”人”を守る「Universal Sleep Labolatory」プロジェクト
2023.06.08
カレッジ/コース
JRE Station カレッジ/エコテックコース2022年度後期
コア技術
人を計測し、健康社会の一面を明らかにするAI(ヒューマノーム研究所)
概要
起案自身が夜間ケア(介護・看護・育児等)の当事者で、細切れ睡眠・慢性的な睡眠不足の中で、家族を大切に思う気持ちを見失う場面を経験しながら、生活をしている。こういった夜間ケアの現状は家庭内に閉じ、睡眠の改善を目指した製品・サービスを提供する企業や、医療・福祉・患者家族会といった支援者に、届きにくく、いまなお有効な改善策を見いだせずにいる。本プロジェクトでは「信頼に足る知見をケア現場に届け、心身の健康を守る」をミッションに、原因に対応した改善策を収集、試行し、改善をしていく。
まずは、夜間交代制勤務に従事するJR東日本社員に協力を仰ぎ、ウェラブルデバイスを用いた現状調査と個々の工夫等のヒアリングを実施、睡眠の総量(長さ×質)と、リズム(バイオリズムとのズレ・補正状況)をフィードバックし、改善の起点を見出す。これらを通して、不規則な生活でも安心・安全を提供し続けている業種・職種の従事者と、夜間ケアの担い手・受け手に対して、より良い生活リズムの発見・発掘を提供する製品・サービスのプラットフォームの基盤を構築する。
メンバー
株式会社JR東日本パーソネルサービス 池上香織
DIC株式会社 吉次優子
株式会社ヒューマノーム研究所 佐藤牧人
東日本旅客鉄道株式会社 上田佑斗(コミュニケーター)
株式会社リバネス 立花智子(コミュニケーター)
※所属はプロジェクト発足時のもの