リバネスユニバーシティーNEWSリバネスユニバーシティー受講生の声②知識を得るだけではなく、変化を起こすスタートライン

リバネスユニバーシティー受講生の声②知識を得るだけではなく、変化を起こすスタートライン

2021.11.30

 

知識を得るだけではなく、変化を起こすスタートライン

株式会社広島ベンチャーキャピタル 友重圭雅氏

世の中の課題や、テクノロジーを教えてもらえると思っていた

広島県はスタートアップ推進拠点に選ばれており、県内大学と連携し、大学発ベンチャーの投資育成にも力を入れています。仕事の中で大学教授や創業者の方とコミュニケーションを取る機会が増え、特にバイオやディープテック領域は専門性が高くなかなか感覚値をつかめず課題に感じていました。一方で研究型ベンチャーの知見がある銀行はほとんどないからこそ、スキルを身につけることで自分の可能性を広げられるのではと考えました。

そのような背景から、自分のスキルアップができる場所を探していたところ、リバネスユニバーシティーを知りました。「地球貢献型リーダー」というコンセプトにも惹かれ、参加を決めました。

参加当初は世の中には今こんな課題がある、こんな先端の技術がある、という情報を得られるのだと考えていましたが、良い意味で全く期待とは違う内容でした。リバネスユニバーシティーの講座は自分と向き合うことから始まります。自分の本質とも言えるQuestion(問い)とPassion(情熱)を明らかにし、自分の感性で課題を見つけ、知識を集めていくという方法を実践と概念を行き来しながら学びます。多くの事例を聞き、実践する中で、表面的に課題や技術のリストを理解しても何も起こらないということがよくわかりました。

 

数日で忘れるテクニックではなく、自走し続けるエンジンが手に入る

これまで受けた研修の多くはテクニックや考え方を提供されても、数週間後には日常の中で忘れ去ってしまっていました。一方リバネスユニバーシティーでは、「自分」を起点にすべての思考・実践をスタートするため、例えすぐに行動に結びつかなくとも、自分の人生が続く限り思考が途切れることがありません。講座を通じて出会った人たちとのネットワークも手に入り、相談相手としていつでも連絡できるリバネスのスタッフの方との繋がりも手に入ります。リバネスユニバーシティーは単純なスキルアップの場というよりは、自分の情熱に対して強烈に背中を押してもらい、自ら変化を起こすために動き出すための場というイメージです(結果的にスキルアップには繋がりますが)。何もなくとも自分で動けるという方には不要かもしれませんが、「自分の背中の押し方と継続し続けるためのエンジンが何かがわかる」というのは私にとって大きな収穫でした。

 

自分を語ることで一気に「深く」なる驚き

講座を通じて、私が漠然と抱いていた「なぜ地方からの起業家が少ないのか?」という問いを様々な人にぶつけてみることができました。似たようなことを考えている人は少なくないのですが、日本では体系化されるほどの成功事例はまだ存在していないでしょうし、もっとこの問いを掘り下げたいという気持ちが強くなりました。話をしたのはこれまで仕事で出会っていた方々になりますが、上記のような話をこちら側から仕掛けることはさほどありませんでした。裏を返せばあまり自信が無かったということも言えます。自分で考え仮説立て、自分の言葉で話す中で仲間を増やすこともでき、一見当たり前のようなことですが、これほどまでに重要だとは、という思いです。他にも、広島大学をはじめ県内の大学には起業家を目指している学生が多いのですが、それをフォローする仕組みは十分ではありません。リバネスユニバーシティーと連携したアイデアも考えてみたいと思っています。リバネスユニバーシティーで見つけた「地方に起業家の生まれるエコシステムを作る」という、自分のライフワークテーマに、今後も挑んでいきます。

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