コース実施報告:ファイナンスブリッジコミュニケーターコース実施レポート
2024.03.28
ファイナンスブリッジコミュニケーターコースは、金融機関やCVCなど多様な投融資機関が集い、ベンチャー企業の”ジャーミネーション期”の支援に対する哲学に対する理解を深め、”ジャーミネーション期”を支える仲間としてベンチャーに伴走するために必要なスキルとマインドを実践形式で身につけていく場です。
今回は、金融機関から4行、VC及びCVCから3社、ベンチャー2社が参加。受講者にはベンチャーのCFOになりきって頂き、実際のベンチャーの社長から状況や課題の共有を受けました。CFOとして主体的に、金融機関やCVCが持つ膨大なアセット・ネットワーク等を最大限に活用し、ベンチャーの課題解決と長期的な企業発展のための連携アイデア創出に汗をかいて頂きました。
具体的には、CFOとして協業先候補を探してヒアリングをした情報を元に提案を作成したり、他業界と連携した場合の仮説の提案など、具体的に現ベンチャー企業の課題解決や企業発展のための提案が行われました。また、最終的には受講者自身がファイナンスブリッジコミュニケーターとして何をしていくかを宣言し、明文化しました。今後は、宣言をもとにFBC修了第1期生としてベンチャーとのコミュニケーションを図り、主体性をもったよき伴走者としての活躍が期待されます。
<受講生のレポートより>
金融機関で仕事をしていると、顧客との力関係が自然と優越的になりがちであるが、相手の共感を得るには、自分をさらけ出し、相手と対等な立場でコミュニケーションをとることが重要であることを学ぶことができた。