コース実施報告:キャピタルブリッジコミュニケーションコース2025後期実施レポート
2026.03.17

キャピタルブリッジコミュニケーションコースは、金融機関やCVC、事業会社、自治体または関連団体などが集い、ベンチャー企業の”ジャーミネーション期”の支援に対する哲学の理解を深め、”ジャーミネーション期”を支える仲間としてベンチャーに伴走するために必要なスキルとマインドを実戦形式で身につけます。ブリッジコミュニケーションを学び、共感先の経営課題を解決する連携仮説を提案、実行を体験をするコースです。
今回は、金融機関から4社、事業会社から5社、合計9名の受講生と、ベンチャー3社が参加しました。受講生はベンチャーのCxOになりきり、実際のベンチャー経営者から事業内容の説明を受け、課題を共有してもらいました。
講座の前半では、自身のQ(Question)とP(Passion)※を見つめなおし、ベンチャー経営者へのプレゼンを通して自己表現を磨き上げていきました。中盤ではベンチャーファイナンスの基礎を学びつつ、ベンチャー経営者による実践事例も交えながら活発な議論を実施しました。
終盤はいよいよブリッジコミュニケーションの実践として、ベンチャーのCxOとして主体的に自社や自身が持つアセット・ネットワーク等を最大限活用し、ベンチャーの課題解決と長期的な企業発展のための連携アイデア創出を考えるワークに挑みました。
ベンチャー経営者の解決したい課題とそれに向けた取り組みを聴き、自分がどんなところに共感したか言語化することからワークがスタートします。ワークでは、受講生自身がベンチャーの事業を話せるほどに理解するためベンチャー経営者としっかり話をします。そして、CxOとして例えば「関連会社に協業できる可能性のある部署があるから紹介したい」など、具体的な連携アイデアを提案し、連携アイデアをブラッシュアップするための議論が行われました。最後には受講生それぞれがプレゼンを行い、連携アイデアと具体的なアクションの成果を発表し、キャピタルブリッジコミュニケーションコース修了宣言をしました。修了宣言はこれから先、受講生自身がどんな行動をもってベンチャーに伴走していくかを言語化してもらった宣言となります。この宣言をもとにキャピタルブリッジコミュニケーションコース第5期修了生として、主体的に取り組む良き伴走者となり活躍することを期待します。
※株式会社リバネスでは、イノベーションを生み出すための概念であるQPMIサイクルを提唱している。
<受講生のレポートより>
・既存の枠組みの中で価値を出すだけでなく、これから大義を生み出していく世界に触れる機会となった。ニーズだけでなく、技術を起点に価値を考える視点が新たな学びとなった。
・ベンチャーに伴走するうえで、起業家の想いと同じベクトルの熱意を持つことの重要性を実感した。共感する姿勢と率直なコミュニケーションが伴走の出発点になると感じた。
・企業の課題解決には、技術やプロダクトの提供だけでなく、顧客企業の事業や業務プロセスを深く理解することの重要性を学んだ。
・ベンチャー企業の立場に立って戦略を議論する経験を通じて、研修でありながら実際のベンチャー伴走にもつながる仕組みであると感じた。
・ベンチャー伴走では、代表になったつもりで自分ごととして取り組む姿勢の大切さに改めて気づいた。
次回は2026年7月~9月で開催いたします。
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