リバネスユニバーシティーNEWSコース実施報告:キャピタルブリッジコミュニケーションコース2025前期実施レポート

 

キャピタルブリッジコミュニケーションコースは、金融機関やCVC、事業会社、自治体または関連団体などが集い、ベンチャー企業の”ジャーミネーション期”の支援に対する哲学の理解を深め、”ジャーミネーション期”を支える仲間としてベンチャーに伴走するために必要なスキルとマインドを実戦形式で身につけます。ブリッジコミュニケーションを学び、共感先の経営課題を解決する連携仮説を提案、実行を体験をするコースです。

今回は、事業会社から4社、金融機関から5社、合計10名の受講生と、ベンチャー3社が参加しました。受講生はベンチャーのCxOになりきり、実際のベンチャー経営者から事業内容の説明を受け、課題を共有してもらいました。
講座の前半では、自身のQ(Question)とP(Passion)※を見つめなおし、深堀していきます。ブリッジコミュニケーションの取り方やベンチャーファイナンスを学びながら、CxOとして主体的に自社や自身が持つアセット・ネットワーク等を最大限活用し、ベンチャーの課題解決と長期的な企業発展のための連携アイデア創出を考えるワークに挑みました。

講座の後半では、ベンチャー経営者の解決したい課題とそれに向けた取り組みを聴き、自分がどんなところに共感したか言語化することからワークがスタートします。ワークでは、受講生自身がベンチャーの事業を話せるほどに理解するためベンチャー経営者としっかり話をします。そして、CxOとして例えば「関連会社に協業できる可能性のある部署があるから紹介したい」など、具体的な連携アイデアを提案し、連携アイデアをブラッシュアップするための議論が行われました。最後には受講生それぞれがプレゼンを行い、連携アイデアと具体的なアクションの成果を発表し、キャピタルブリッジコミュニケーションコース修了宣言をしました。修了宣言はこれから先、受講生自身がどんな行動をもってベンチャーに伴走していくかを言語化してもらった宣言となります。この宣言をもとにキャピタルブリッジコミュニケーションコース第4期修了生として、主体的に取り組む良き伴走者となり活躍することを期待します。

※株式会社リバネスでは、イノベーションを生み出すための概念であるQPMIサイクルを提唱している。

 

<受講生のレポートより>

・「ディープテックベンチャーはマーケットを創るところからの可能性もある」ということを身を持って痛感しました。だからこそ、共感による信頼関係の構築が必要であり、伴走者も多くの人を巻き込んでいく熱量が重要だと気付きました。

・「評価者から当事者へ」、「正解探しから問い探しへ」という視点を持つことができました。

・自社にいたら発想できなかったことが、実現に向けて動き出せる大きな原動力になると改めて感じました。

・じゃあ「実際に◯月◯日に◯◯をしよう」と、具体で話せたことも良かったです。これからどれだけベンチャーに貢献できるか、むしろ今後が勝負だと思いますので、突き進んでいきたいです。

 

次回は2026年1月~3月で開催いたします。

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