リバネスユニバーシティーコンテンツVision:「御社・弊社」の垣根を越えて、本気で地球貢献をビジネスにする

Vision:「御社・弊社」の垣根を越えて、本気で地球貢献をビジネスにする

2023.07.26

2025年、価値観が変わる転換点を迎える

皆さん、こんにちは。株式会社リバネス 代表取締役社長の井上です。JRE Stationカレッジのカレッジ長も務めています。
誰もが事を仕掛ける時代に求められる「概念シフト」』の記事内でなぜ私たちがリバネスユニバーシティーを立ち上げたのかをご紹介しています。そこで「概念シフト」という言葉が出てきましたが、私からも概念シフトについて、もう少し詳しく話させてください。

2025年、非常に大きなことが起きます。皆さん、何かご存知ですか?予言ではありませんよ(笑)、数字に裏付けされた事実です。
2年後、日本の労働人口の半分以上を「ミレニアル世代以降(1981年以降生まれ)」が占めるようになります。ミレニアル世代以降。当たり前にデジタルを使いこなし、「サステナブル」「シェア」という言葉を常に意識し、世の中の課題を解決することに高い興味を示す世代です。この世代が労働人口の過半数を占めるようになると、日本人の価値観も大きく変わるはずです。

競争型から共生型のビジネスへ

価値観が変わる流れの中で、ビジネスも従来の「競争型」から「共生型」へ変える必要があるのではないでしょうか。

共生型ビジネスは、「いかに課題を解決するか」という考えを起点にしています。課題を解決するためには、これまでになかったビジネスモデルを生み出し、結果として市場を自らつくる。また、自社のアセットは、独占して使うのではなく、課題解決のためにオープンにして他社と組み合わせる。つまり、他社に対する考え方も「いかに倒すか」ではなく、課題解決のために「いかに仲間にするか」に変わる。これが概念シフトです。

ちなみに、従来の「いかに売上をあげるか」という考え方も、もちろん必要です。私は経営者として、当然この意識をもっています。しかし、これだけではなく、もう1つの軸として「共生型ビジネス」という意識ももつべきだということです。

地球を相手にした真のサステナブルビジネスを学ぶ

この「概念シフト」をどうやって起こすか、特にビジネス面でどうやって起こすか。これを学ぶ場が「JRE Stationカレッジ」です。異業種・異分野の社会人が駅に集い、4カ月の受講期間で地球を相手にした真のサステナブルビジネスを学び、実際にサステナブルビジネスの種をつくりだします。
「先生はいない。正解もない。自ら思考し、自分で決めて、実践する」
「所属している組織の業種、肩書き、立場、文化は関係ない」
これはカレッジのポリシーですが、このポリシーの下、サステナブルビジネスの種の創出に取り組む経験を通して、概念シフトの起こし方も学べる仕組みになっています。

生まれてから死ぬまでをつなぐ「ライフテックコース」を創設

現在、JRE Station カレッジにはエコテックコース、フードテックコースの2コースがありますが、2023年度後期、新たに「ライフテックコース」を誕生させます。新設するライフテックコースのプロデューサーは、私が務めます。冒頭で自己紹介を割愛しましたが、私はリバネスの経営者で、同時に免疫の研究をしている研究者でもあります。薬学で博士号を取得、熊本大学薬学部や慶應義塾大学薬学部で教鞭もとっている、研究が大好きな人間です。

「豊かに暮らす人生を設計するために必要となるテクノロジーは何だろう」という問いが、ライフテックコース新設のきっかけです。ライフテックコースでは、「生きる×テクノロジー×ビジネス」を掛け合わせ、生まれてから死ぬまでをつなぐサステナブルビジネスを、皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。プロデューサーを務めますが、先生ではありません。先ほどお話しした通り、このカレッジに「先生」はいません。お互いに学び合って、アセットを出し合って、一緒にサステナブルビジネスをつくりましょう。概念シフトした時に何ができるのか、そのチャレンジを一緒にやってみませんか。

皆で一緒に「知識製造」に取り組みたい

最後になりますが、我々リバネスは先日、コーポレートブランドを「知識プラットフォームのリバネス」から「知識製造業のリバネス」へ刷新しました。知識製造とは、「知識と知識の組み合わせによって新たな知識をつくりだすこと。そして新たな知識によって未解決の課題を解決すること」です。
JRE Stationカレッジの3つのコースでも、皆さんと知識製造を進めていきたいと思っています。「御社・弊社」ではなく、皆さんと一緒に、地球貢献をビジネスにするということを本気でやりたい。皆さんの参加をお待ちしています。

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