リバネスユニバーシティーコンテンツ受講生の声:異分野の仲間と「地球の優しさをアップデートする」(イヴケア・五十棲さん)

受講生の声:異分野の仲間と「地球の優しさをアップデートする」(イヴケア・五十棲さん)

2023.05.15

異分野の仲間と「地球の優しさをアップデートする」

株式会社イヴケア 代表取締役CEO
五十棲 計さん 

 

社会課題の解決を目指す、仲間を求めて

私がリバネスユニバーシティーに参加したのは、1社では出来ないような社会の課題解決を成し遂げるためには、自身が立ち上げた会社のビジョンや技術を魅力的に語り、より多くの人と繋がる必要があると考えていたからです。「地球貢献を実現するリーダーになる」ということについて、学生、大手企業、ベンチャーという多様な組織から集まった人たちと議論し、学び合える場は非常に良い機会でした。私の会社では毛髪の成分分析からその人のストレスの状態がわかるという技術を活かし、現代人のストレスに起因する様々な課題の解決に取り組んでいます。人間中心に展開している事業を、自然との調和を視野に入れた「地球」の視点とどうブリッジしていくか、と考えることで違った世界が広がっていったのも新鮮でした。

 

自分を突き動かすエンジンを得た

プログラムでは自身のビジョンをプレゼンし、宇宙工学をやっている人や、コミュニケーションのプロフェッショナルの方など、普段接することがない人たちを仲間にすることができました。私が熱を持っているテーマである「Well-being」や「多様性」について彼らとともに仕掛けるプロジェクトを構想していったのですが、最終的には「宇宙旅行が当たり前になる未来」にどんな文化やサービスが必要かを考えるに至りました。どんな多様性がぶつかり合うのか、どんなコミュニケーションが必要なのか、宇宙空間でつくる文明についてこれほど真剣に考えたのは初めてでしたね(笑)。チームメンバーとの議論の中で生まれた「地球の優しさをアップデートする」という言葉は、私のビジョンとも強く重なっており、今後の私を突き動かすエンジンになりそうです。

 

未知な相手と「何か一緒にやってしまっている状態」をつくろう

4ヶ月間の活動を通じて、「わかるより先に面白いでつながること」、「信用の前に信頼を築くこと」そして、「知ってからつくるのではなく、知りながらつくっていくこと」の3つの要素がブリッジコミュニケーションにおいて重要な視点であることを学びました。前半2つは異分野交流において特に重要であることがすんなりと理解できます。面白かったのは最後の1つで、思想の共有すら未完成な状態でも「何か一緒にやっちゃっている状態」にしてしまい、互いに共感できそうな未来はやりながら考えるという姿勢が重要なのだと実感しました。また、今回のように「熱」を持っている個人が集まった集団の中では、リーダーシップを発揮する人間は1人とは限らない、という考え方が非常に大事だということもわかりました。チームの中にリーダーは何人いてもいい。それぞれの強みを発揮して、全員がどこでリーダーシップ発揮するべきか、というのが明確なチームほど、パフォーマンスが高く、ぶれないチームになると思います。今回出会った人たちと、これから仕掛けていきます!

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