リバネスユニバーシティーコンテンツ受講生の声:「笑顔あふれる食卓」の実現を目指し、熊本から仕掛ける(トイメディカル・林さん)

受講生の声:「笑顔あふれる食卓」の実現を目指し、熊本から仕掛ける(トイメディカル・林さん)

2023.05.15

「笑顔あふれる食卓」の実現を目指し、熊本から仕掛ける

トイメディカル株式会社
林 祐也 さん

※トイメディカル株式会社林さんは、ブリッジコミュニケーションコース2022に参加しました。

共感は探すのではなく「つくる」

私は薬学で博士号を取得して企業や大学での研究開発を経験した後、人の健康や笑顔に貢献したいという思いで、現在の会社にジョインしました。最近、大学で薬学部の学生を対象に講義をした際、「薬ではないもので健康を生み出したい」というパッションを持った学生達と出会い、彼らの熱と「薬学部だから薬」ではない自由な発想・考え方に触発されました。そんな経験から、もっといろんな方とのコミュニケーションを通じて新しい考え方に出会い、一緒に新しいことを仕掛けたいと考えていたところでリバネスユニバーシティーを知りました。

リバネスユニバーシティーを通じて、学んだ6つの変化と15の考え方を実践を通じて体感することができ、自身を成長させるきっかけとなりました。特に、『共感は探すのではなく「つくる」』という概念はこれまで自分には無かった点であり、重要性を特に感じました。

 

仲間づくりには「貢献度」ではなく「自分事」が大事だ

自社のコア技術は、食餌で摂取した塩分を体に吸収させないようにする「塩分吸収抑制技術」です。それにより、食べた後の罪悪感を軽減したり、高血圧等で塩分の多い料理が食べられない人でも家族と同じメニューを一緒に楽しめるようになったりと、食卓を通じて人を笑顔にしたいというのが私たちの思いです。本コースに参加した当初は、「塩分吸収抑制技術」を主軸に他の受講生と何かをしたいと思っていました。しかし、チームになった方と議論する中で、親と子供・孤食・都市部と地方・地産地消など注目してみたい食にまつわるキーワードが多様に広がり、「笑顔あふれる食卓をつくること」が主軸になっていきました。それぞれの強みや興味を単に足し合わせるのではなく、新たなテーマを「つくる」ことで協働できるプロジェクトが生まれることを実感しました。仲間になるということは、実務を担ったり、意見を出したりといった「貢献度」ではなく、「共感度」「自分ごと化度」だということも発見でした。そのためには言葉にして表現するプレゼンテーション・ライティングが欠かせないのだと改めて思いましたね。

 

熊本を拠点に、地球貢献に繋がるプロジェクトを生み出す

コースの最後に、私は「熊本を拠点に、人や組織と共感をつくり、地球貢献につながるプロジェクトを生み出す」ことを宣言しました。リーダーシップを発揮したとしても、組織ないしチームをその方向へ向かわせることは、現実にはなかなか簡単にできるものではないと、日々痛感していますが、まずは自分が喜びと楽しみをもって仕掛けていくことをしようと思います。多様な仲間を巻き込み、事業を創るためには「新しいか」「面白いか」「続けられるか」を常に考え続ける事が必要です。技術の素晴らしさや必要性だけでなく、互いに共感し、信頼し合えるような関係性を創ることから、地道に一歩一歩、仕掛けていこうと思います。

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