リバネスユニバーシティーコンテンツ受講生の声:世代を超えた受講生同士が自己開示して推進するプロセスが新鮮(ENEOS・小林さん)

受講生の声:世代を超えた受講生同士が自己開示して推進するプロセスが新鮮(ENEOS・小林さん)

2023.05.15

 

世代を超えた受講生同士が自己開示して推進するプロセスが新鮮

ENEOS株式会社 小林健司 さん

※ENEOS株式会社の小林さんは、リバネスカレッジが実施するディープイシューコース(現・QPMIコース)に参加しました。

シニア社員が社内で事業創造のアイデア発信や若手社員の伴走者としての活躍を模索する中、社内でリバネスユニバーシティーを紹介され、職業や立場、年齢など多様な専門性を持ち寄り、互いが学び合う考え方に共感して研修への参加を決めました。普段の業務では必要がないと若い人に話し掛けられる機会が少ないのですが、リバネスユニバーシティーでは互いに自己開示しながら異世代・異業種の皆さんと濃密に話す経験が新鮮でした。上司部下の関係では憚れてしまう内容であっても組織の枠を外すことで互いの距離が近づき、フランクに話すことができたのだと思います。

これまで経験してきた研修では講師が答えを持っていて、ある程度誘導されるイメージを持っていますが、この研修では誰も正解を持っていないことに対して自分で考え抜いて答えを導く貴重な経験をしました。その時に重要だったのが「組織の事情を一旦おいて、自分が強く思い描くことを推進する」ということであり、個人の思いが物事を進める鍵になるのだと実感しました。エモーショナルインテリジェンスを高めることが重要視される中、メンターンもこれまでの経験に加えて、柔軟性や共感力、傾聴、ストレスコントロール、粘り強さを持つことが大切だと考えます。部署の異動や会社の合併など、多くの経験をしてきましたが、世代や文化が異なる環境に直面した際、重要なことをシンプルに伝えながら相互理解を深めることが大切だと理解しつつも、現実は難しいケースもあるので、リバネスユニバーシティーへの参加は有益だと思いました。

今回の経験を活かして、以前自分も参加した研究所内の事業創出プログラムのメンターを務めることになりました。このプログラムでは既存事業にとらわれず、新しい事業構想をしていく起業家精神と熱意が求められます。自分の常識、社内の常識にとらわれるのではなく、傾聴や共感することを意識しながら事業創出プログラムの応募者にアドバイスやサポートを継続して行きたいと思います。

プロフィール
東燃化学(現ENEOS)に入社し研究所で石油化学製品の開発、製油所の品質保証部門で石油・化学製品の品質管理などを経て、現在は再び研究所の分析部門に勤務。部署の異動や会社の合併などによる異文化の交流や相互理解の大切さを実体験してきたキャリアを持つ。

 

この記事をシェア
体験セミナー受付中