リバネスユニバーシティーコンテンツJRE Station カレッジ受講生の声:リーダーに必要な決断力と 「小さな1歩」の重要性に気がついた(ロート製薬・安藤さん)

受講生の声:リーダーに必要な決断力と 「小さな1歩」の重要性に気がついた(ロート製薬・安藤さん)

2024.05.08

リーダーに必要な決断力と 「小さな1歩」の重要性に気がついた

ロート製薬株式会社
検査薬機器開発部
安藤 達也さん

※参加コース:JREStationカレッジ エコテックコース

JRE Station カレッジは月に2回、キャンパスに異分野・異業種の企業人が集まり、4カ月かけてサステナブルビジネスの創出を行う学びの場だ。研究者として新たな価値を生み出すために自ら手を上げて参加を決めた安藤さん の4ヶ月の挑戦と、学びをお話しいただく。

社外との交流を求めて参加

研究開発部に所属し、主にデバイス 領域の研究に従事していた安藤さん。 さまざまな立場・環境の方々との交流に よって自身の概念や価値観を更新し続けたいと考えていたときに、自社の研 修制度でJRE Stationカレッジを知り、「社外交流による刺激」を求めて同カレッジが実施する「エコテックコース」に参加した。JRE Station カレッジでは、「サステナブルビジネスの考え方」をテーマにした講義に加え、毎回、サステナブルビジネスを手掛ける新進気鋭のベンチャー企業の創業メンバーが、ゲストスピーカーとして登壇するプログラムだ。「社会課題の解決に向けて自ら事業を興している方々の講演は非常に興味深く、勉強になる点も多かったです。質疑応答も活発に行われ、刺激を受けました。」カレッジは全8回実施され、自身が情熱 を持って取り組める社会課題を見つけるところからスタートする。そして、第3回終了後、受講生同士でチームを組成 し、その後はチーム単位でプロジェクトを進めていく。安藤さんは「健康」をテー マに掲げ、共通のキーワードを掲げた6 人でチームを組成した。

 

試行錯誤しながら「チーム」を つくっていった

組成した時点でまだ3回しか会ったことがない仲間とプロジェクトを作り上げるため、自分に何ができるかを真剣 に考えながら、毎回の課題に取り組んだ。 そして、最終的には安藤さんがチーム リーダーとなり、事業化認定に向けた 最終プレゼンテーションに臨むこととなった。「当事者意識もプレッシャーも グッと強くなりましたね。」と安藤さんは振り返る。最終プレゼンテーション までの2週間の間に、チームメンバーと 10回以上ミーティングを重ね、試行錯誤した。「全員、本気だからこそ、様々な意見が出て議論も白熱します。私自身、『この方向性でいいんだろうか』と迷いが生じることもありました。リーダー には『決める時はスパッと決める』というスタンスが必要だということを、身をもって学びましたね。」数カ月前は会ったこともない人たちが共に本音で意見をぶつけ合ってプロジェクト創出に取り組み、一体となる。こうして成長した 安藤さんのチームは「活動家ラボプロジェクト」を立ち上げ、修了後もプロジェクトに継続して取り組んでいる。

 

最も印象に残っているのは 「小さな1歩」の大切さ

このカレッジを通して、最も印象に 残っているのは、「小さな1歩目を決める」という言葉だと安藤さんは話す。思い付いたら小さくても1歩目を踏み出す、すぐ行動できる目標を決め、実行するという、アントレプレナーには欠かせない姿勢だ 。「このフレーズに触れ 、その大切さを実感したことで、日々の仕事でも 『すぐに行動するべき小さな1歩は何か』 を常に意識するようになりました。」「サステナブルビジネスを生み出す」ことはこれからあらゆる業種に求められるテーマだ。「起業家だけが必要なことを学ぶ場ではなく、『これからのビジネスマン全てに求められる知識の習得や経験ができますよ!』と説明したいですね。」

この記事をシェア
体験セミナー受付中